METHOD & DATA

過去30年の天気をどう集計しているか

割合の数字だけでなく、元にした期間と基準まで分かるように、テンキレコの計算方法を公開します。

比較するのは1996年から2025年まで

現在のデータ版では、完了している30年間、1996年1月1日から2025年12月31日までの日別観測値を使います。たとえば9月18日を選ぶと、各年の9月18日を取り出し、同じ月日を30回並べて比較します。開催年は将来の曜日を決めるために使い、観測期間を変えるものではありません。

雨なし・雨・雪の境界

雨なし日降水量が1mm未満
日降水量が1mm以上、かつ日降雪量が1cm未満
日降雪量が1cm以上

「雨なし」は晴天だけを意味しません。曇りでも降水量が1mm未満なら含まれます。屋外イベントで濡れにくい日を探すための指標であり、青空や日差しを保証する指標ではありません。

分母が30年にならない場合

気象庁の品質情報が「正常値」または「準正常値」の日のみを有効な観測として数えます。観測の欠測や品質条件によって使えない年は分母から除くため、結果が「18/28年」のようになる場合があります。割合だけでなく、必ず実績件数も一緒に表示するのはこのためです。

同率の候補をどう並べるか

まず選んだ天気の割合が高い順に並べます。雨なし率が同じ場合は強い雨の日が少ない候補を優先し、その次に平均日照時間を見ます。雨の日では強い雨の割合と雨の日の平均雨量、雪の日では5cm以上の降雪割合と雪の日の平均降雪量を補助的に使います。

ただし、小さな順位差を「未来の確率差」とは扱いません。候補を開くと直近10年などの補助情報を確認できるため、会場の都合や予備日の取りやすさと合わせて判断してください。

元データと更新

元データは気象庁「過去の気象データ・ダウンロード」の日別値です。観測地点ごとに取得した値を、上記の共通基準で集計しています。年が終わり、品質が確認できるデータがそろった段階で、完了年を基準にデータ版を更新します。

テンキレコは予報サービスではありません。開催日が近づいたら、気象庁などの最新予報、警報・注意報、現地の安全情報を必ず確認してください。

屋外イベントの日程の決め方運動会やBBQで、過去実績と予備日を組み合わせる方法。雨・雪を狙う撮影日の探し方撮りたい表現から雨や雪の候補時期を絞る考え方。観測地点と地域差の見方都道府県内の沿岸・内陸・山間部をどう選び分けるか。東京・9月の土曜日を比べる実データを使い、同率の候補をどう読み分けるか。

公開・更新:2026年9月9日